韓国のコミュニティサイトより「日本は部活動があるからスポーツが強い???」というスレの反応を翻訳して紹介します。
日本は部活動があるからスポーツが強い???
最近YouTubeのコメント欄を見るたびに、日本は部活動のおかげでスポーツ強国になったという意見をよく見るけど、この主張が本当に正しいのか疑問に思う。
日本で部活動が始まったのは2000年代ではなく、すでに1960年代には放課後の練習や大会出場、合宿を中心とした部活動が活発だった。
日本の高校生のバスケ対決を描いた作品『スラムダンク』に出てくる主人公たちの北湘高校バスケ部も、いわば部活動だが、この時代ですら韓国バスケと日本バスケの間には越えられない差があった。
当時は、韓国が中国に勝つより、日本が韓国に勝つほうがずっと珍しかった。
日本の部活動の中でも人気の高いスポーツであるバレーボールでさえ、90年代前半までは韓国のほうが優勢だったし、90年代後半に金世鎮(キム・セジン)と申珍植(シン・ジンシク)のツートップ体制が整ってからは、日本を完全に圧倒していた。
2000年代までは互角だった日韓戦が、ここ10年で急にバランスが大きく崩れた原因は、部活動以外のところにあると見るべきだ。
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韓国の反応
その利益がスポーツへの投資に繋がり、球技全般で韓国をすべて上回るようになった。
これは多くの専門家が認めるところで、スポーツは投資に対する効果がはっきり現れる分野だ。
バブル経済の時代に特別に優れていたわけでもない。
投資に見合った実力というのはまた違う話のはず。
それに、最も一般人が運動しない国が韓国だろう。
日本も今の世代は過去より人口が少ないのは韓国と同じ。
結果を出すには土壌を整えて種を多くまく必要があり、その意味で部活動の存在が重要。
近年はスポーツ科学の進歩や外国人指導者の積極的な招へいにより、潜在能力が表れたとも言える。
そして、スポーツはどうしてもフィジカルの要素が大きく、日本より韓国が有利な場合もあった。
精神力が重視された時代は、韓国が優勢だったかもしれない。
そのインフラを基に、東京オリンピックをきっかけにエリートスポーツにも力を入れた結果が今に繋がっている。
日本の放課後=各種部活動
韓国ではスポーツに触れる機会がほとんどなく、日本では部活動を通じて様々なスポーツに触れられる環境がある。
興味があればその競技を続け、上達すればプロ選手にもなれるし、大人になってからも趣味として続ける人が多い。
韓国はひたすら勉強に偏っている。
学校で部活動に入らない限りスポーツに触れる機会がない。
スポーツクラブのある学校もあるが、保護者が勉強を優先させたがるのでうまく機能していない。
日本は昔から今に至るまで「楽しさ」が出発点で、それほど勝敗にこだわらない。
今の日本は人気が出そうな競技に多額の資金を投じて投資し、競技力と市場規模の両方を拡大している。
裾野も広がり、投資した分だけ成果も得られている。
特にバレーボールやバスケットボールが顕著。
ライバル関係ぐらいにはあった。
バスケットボールはかなり最近まで日本が下だった。
バレーはもう追いつけないほど差が開いた・・・。
女子バレーはキム・ヨンギョンがいた時はよかったが、引退してからは完全に低迷している。
「オリンピックに出場すらできない。」という言い方は軽々しくしてほしくない。
どの競技でも、世界12位以内やアジア1位は本当に難しい。
サッカーも当然難しいし、野球も100%出られるとは言えない。
とはいえ、かつては出場できたのだから、「出られなくなった」のは事実だろう。
韓国スポーツも1988年ソウル五輪の恩恵を受けている。
高校生の段階で既に空を飛んでいるような動きだ。
開催が決まる10年前までは、日本はエリート育成にそれほど注力していなかったが、開催決定後は方針を大きく転換した。
ドイツに用地を購入して、日本サッカーセンターを設け、ヨーロッパでプレーする自国選手の管理にまで力を入れた。
その結果、韓国との差は誰が見ても分かるほどになってしまった。