韓国のコミュニティサイトより「韓国人たち、こんなのは初めてだ…『買い物にも行かないし、外食もしない』」というスレの反応を翻訳して紹介します。
韓国人たち、こんなのは初めてだ…「買い物にも行かないし、外食もしない」
・不況と高為替の影響で食費支出も減少
・中間層まで必需品消費を抑制
スーパーマーケットや伝統市場での食材購入と、外食産業の消費が同時に減少するという異例の現象が、2年以上にわたって続いている。物価高が常態化し、建設業など主要産業の低迷も重なったことで、家計の消費余力が著しく低下しているのが主な要因だと分析されている。
5日、統計庁の国家統計ポータル(KOSIS)によると、食品・飲料の小売販売指数と飲食店業の生産指数は、2023年から明確な減少傾向を示している。これは2006年に関連統計の集計が始まって以来、初めての事態である。
通常、外食消費が減れば家庭内での食材消費が増えるといった「補完的消費」が見られるが、今回のように両方の消費が同時に減少するケースは極めて異例だ。とくに「衣・食・住」の中でも食は必需品とされるだけに、経済状況によって消費形態が変わることはあっても、全体の支出が一定以下に落ち込むことは稀だった。だが今回は、その常識が覆されている。
実際、食品・飲料の小売販売は2021年まで増加していたが、2022年に2.5%減少し、以降3年連続でマイナスが続いている。当初は宅配サービスの拡大が影響していたが、最近では宅配を含む飲食店業全体の生産自体が減少傾向にある。飲食店業の生産はパンデミック期に急減後、2021年・2022年には回復したものの、2023年は0.7%、2024年には1.9%の減少を記録し、再び下落に転じている。
2025年の第1四半期もこの傾向は続いており、食品・飲料小売販売は前年同期比で0.3%減、飲食店業生産は3.4%減少し、2023年第4四半期(-4.7%)以降で最大の下落幅を示した。
食品価格の高騰も消費を冷え込ませる要因だ。2023年以降の異常気象の影響で野菜や果物などの農産物価格が急騰し、全体の消費者物価を押し上げた。最近は一部の農産物価格が落ち着きを見せているが、昨年末から続く高為替の影響で輸入原材料の価格が上昇し、加工食品や外食の価格も再び上昇基調にある。先月の加工食品の物価は前年比4.1%上昇し、2023年12月(4.2%)以来の大幅な伸びを記録。外食物価も3.2%の上昇となり、13カ月ぶりの高水準となった。
政府関係者は「物価高の影響で、消費者が同種の製品の中からより安価なものを選ぶなど、消費行動に変化が見られる」と述べている。
加えて、不況に伴う家計の購買力の低下も、消費減退の背景として挙げられる。国内総生産(GDP)の約15%を占める建設業の生産は、直近4四半期連続で減少しており、今年第1四半期には前年同期比で20.7%も急減。これはアジア通貨危機の影響を受けた1998年第3四半期(-24.2%)以来、最大の落ち込みだ。
中位所得層の財政的余力も悪化しており、消費全体の縮小に拍車をかけている。
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韓国の反応
繁華街はいつも人がいるけど、以前よりは少ない気がする。
自営業者たちの悲鳴を見てみろ。
外食の物価が高すぎる。
冷凍食品で自炊することがすごく増えた。
必要なものしか買わないし、まとめ買いはしない。
そんな余裕はない。
あの楽しさと誘惑を断ち切るのは大変だったけど、それ以降、不思議とお金が貯まりはじめた。
大した額じゃないと思ってた酒代が、意外と大きかったらしい。
酒をあおって健康を壊すくらいなら、その時間に少しでも眠ったほうがよっぽど価値あるし、得になる。
こうなるのも当然だろう。
今はもう自炊の時代で、外食なんてほとんどしない。
ひと言で言えばコスパがない。
根本的には不況で労働者の間で格差が広がってる。庶民は金がなくて消費できないし、高所得層は国内のぼったくりサービスに嫌気がさして、使う気にならないだけ。